オンラインサッカー塾 IPPO様のロゴ制作を担当いたしました。

オンラインサッカー塾 IPPO様【ロゴ】

IPPOは、サッカーを上達させるために必要な要素を、様々な面からサポートするオンラインの塾です。
サッカーの技術的なスキルを教えるだけでなく、どのようにしたらサッカーが上達するのかを自分で考える力を養うことに着目した「サッカーIQ」を題材にした講座が特徴です。

制作の経緯

IPPOを主催する岡田俊佑さんは、サッカーの名門である筑波大学蹴球部で活躍し、現在は千葉県流山市の社会人サッカークラブNAGAREYAMA F.C.で選手兼フロントスタッフも務められています。

岡田さんは、ご自身が長年サッカーに関わるなかで、地方と都市部とでサッカーを学べる環境に大きな差を感じていたそうです。プロサッカー選手になる夢を追いながら大学で教育学を学び、次第に「サッカーを通して社会の課題を解決したい」という思いに至り、昨年、同じ筑波大学蹴球部員を中心としたメンバーとともにIPPOをスタートさせました。

私自身もNAGAREYAMA F.C.のWebパートナーという立場で、岡田さんとご一緒する機会が多く、ある時、IPPOというサービスを通して「サッカーをするすべての子どもたちに平等な機会を与えたい」という岡田さんの想いと、その先に見据える「スポーツの力で世界を平和に、子どもたちと夢を」という夢があることを伺いました。

私自身もデザイナーとして「デザインの力で日本を元気にしたい」という想いを伝えたところ「それならば」と、岡田さんがこれまでに描いていた「IPPOのイメージを形にして欲しい」というお話をいただき、ロゴ制作を担当することとなりました。

デザインに込めた想い

「最初の一歩」を踏み出す、そして「積み重ねの一歩」を後押しするというIPPOの名称の由来から発想。「I」を道に、「P」を足に、「O」をサッカーボールに見立てて、一歩ずつ進んでいく様子を表現しました。

「子どもたちと夢を」のミッションから「子どもたちに寄り添って大人も一緒に歩む」様子を表現
奥のPをわずかに大きくして大人に見立てています。
暗めの色が奥にあることで「大人が子どもの成長を影で支える」様子も表しました。

サービスの利用者である子どもに親しみを持ってもらうため、輪郭を太めにしてポップな雰囲気に。
シューズや靴紐には丸みを持たせています。

親しみやすさ・ポップな印象の太いゴシック書体を選定し、角をわずかに丸く加工しています。
「オンラインサッカー塾」の書体は、「IPPO」の書体(前進している様子)に合わせて10°の角度を付けました。

  1. 文字の角を丸く、全体にわずかなカーブの加工をして、やわらかい印象にしています。
  2. Pを目に見立てて「サッカーを学ぶ、目の色が変わる。」のタグラインを表現しました。