小島喜画が運営する「こじカフェ」のロゴを制作しました。

こじカフェは2026年6月、千葉県流山市にグランドオープン。
サイフォンコーヒーとグルテンフリースイーツ、レトロな非日常空間を楽しめるカフェです。

こじカフェ

通常盤のロゴ(右)と、SNSなどで使用することを想定して制作したアイコン(左)の2種類を制作。

どんな「らしさ」を引き出したか?

こじカフェは、アンティーク家具や照明に囲まれた空間で、コーヒーやスイーツだけでなく、人との会話やその場で過ごす時間そのものを楽しんでもらうカフェです。

ロゴを考えるうえで大切にしたのは、単に「カフェらしいデザイン」にするのではなく、こじカフェならではの、どこか懐かしく、少し特別な空気感を表現することでした。

そこで着目したのが、店内を象徴するアンティークな雰囲気と、サイフォンで一杯ずつ淹れるコーヒー。

華美になりすぎないクラシカルな装飾の中にサイフォンを配置することで、こじカフェらしい「こだわり」と「特別感」をひとつのシンボルとしてまとめました。

親しみやすい「こじカフェ」という名前とのバランスも考え、格式張った高級感ではなく、気軽に入れるけれど、日常とは少し違う。そんな上質さを目指しています。

入り口に設置する看板も制作。
落ち着いた雰囲気でありながらもフレンドリーな空気感を実現しました。

デザインの方針

デザインのベースにしたのは、ヨーロッパのアンティークラベルや古い看板を思わせるクラシカルな意匠です。

中央には、こじカフェの特徴でもあるサイフォンをシンボルとして配置。ロゴの上部には、店内のインテリアとして一際目立つ「シャンデリア」をモチーフにした装飾。その周囲を細いフレームと控えめな装飾で囲み、アンティーク感を持たせながらも、現代の店舗で使いやすいシンプルな構成に仕上げました。

ロゴの上部に配置した装飾のモチーフとなったシャンデリア(左)と、こじカフェを象徴するサイフォンコーヒー(右)。

カラーは落ち着いたブラウンを基調とし、店内の木製家具やアンティーク照明とも馴染むように設計しています。

また、ロゴは「見た目の良さ」だけではなく、実際のお店で使い続けられることも重要です。

そのため、色やグラデーションに頼らず、基本的に線と面で構成。小さく表示したときにも特徴が失われにくく、印刷物から店舗サインまで幅広く展開できるデザインとしました。

完成したロゴと、これから

完成したロゴは、こじカフェの店内にあるアンティーク家具や照明、落ち着いた色合いとの相性もよく、お店の空間とロゴに一貫した世界観を持たせることができました。

また、シンプルな単色デザインにすることで、Webサイトやショップカードなどの印刷物だけでなく、看板、スタンプ、刺繍、オリジナルグッズなどにも展開しやすいロゴになっています。

ロゴ単体で完結するのではなく、お客様がお店を訪れたときに目にする看板やメニュー、店内、Webサイトなど、さまざまな場所で同じ「こじカフェらしさ」を感じてもらえる。

そんな、これからお店と一緒に育っていくロゴを目指して制作しました。